隣のあなた。…運命の人と…
「もしかして、聞こえてました?」
『…声、でかすぎ……』
冴島は苦笑いしていた
『……奥さん?』
「まぁ……今度、子供の1歳の誕生日があって……一升餅背負わせて歩くやつ」
「あれをやるのに俺の両親と折り合い悪くて呼ぶ呼ばないで……ははっ」
『……なんか面倒だね』
「そうなんです……結婚って良いものだと言う人もいますが板挟みっすよ……」
『ははっ……大変だな』
『俺には無縁だけど……』
そう言って煙草を吸いに喫煙室に入った