隣のあなた。…運命の人と…
夜……俺は久しぶりに実家へ向かった
実家は歩いていける距離じゃないので
一度ホテルへ戻り久しぶりに車を走らせた
久しぶりの実家は何も変わらない
けど、母さんが生きていた時の
温かさは無かった
『……ただいま』
俺は親父に会う前に
お袋の仏壇に手を合わせた
仏壇は綺麗だった
花も飾られていて……
親父が花を?まさか……
じゃ……だれ?
「来ていたのか?」
『……親父……花…』
「あぁ……愛美だ。来るたびに仏壇に手を合わせてくれて綺麗にしてくれる。花が枯れる前に新しい花に取り替えてくれるよ……本当に良くやってくれる…」