隣のあなた。…運命の人と…


その日を境に
じいさんは店にも顔を出さなくなった


じいさんのやつれ加減……
そして、前に言っていた
時間がないって言葉……


じいさんに連絡するすべはない
連絡したところでどうする?


「人生、一度きり……」
「後悔先立たず」


じいさんの言葉が頭によぎる


俺は街へ出ると
いつも彼女を探していた


『すみませんっ』

女の腕を掴むと女は振り向く


『あっ、人違いでした、すみません』


なんどやった事か……
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