隣のあなた。…運命の人と…
「……さん。翔さん?」
『あ…悪い、何?』
「私の話、聞いてました?なんか今日、変ですよ?何かあったんですか?」
いつも来てくれる、お嬢様系の客
『ごめん、疲れてんのかも。けど大丈夫。心配してくれてありがとう』
優しく笑いかければ
客は頬を赤く染めている
ダメだ……
水島紗織の事が気になって
全く集中出来ねぇ……
「翔……なんか変だぞ?今日はもう上がれ」
『え?いや、代表……』
「お前は働きすぎなんだ」
そういって俺の肩に手を置く
代表……この店のオーナー
俺がこの店に入ってから
ずっと面倒を見てくれてる。