隣のあなた。…運命の人と…
「いえ、私は今の仕事が好きなので、今のままで大丈夫です」
紗織の言葉に俺は紗織を見ると笑ってた
『じゃ……俺は広報部に行くかな。もっとココのこと知らなきゃ、社長なんて無理だし、まず現場に触れたい』
紗織は俺を見て驚いていた。
そりゃそうだ
だって広報部には
紗織を傷つけた野郎がいるからだ
紗織は不安そうに俺の袖を引っ張る
そんな顔も可愛いと思っちまう
俺は……病気だな。