そのままの君でいて
愛恵もベッドに入る。
ジョーは愛恵の首に腕をまわして、抱き締めて キスした。

「おやすみ、まなえさん」
「おやすみ、ジョー」


愛恵は、その晩 彼の夢をみた。

僚介だ。

彼は、愛恵を見つめていた。

いつも見る夢と 表情が違っていた。


「愛恵の幸せは俺の幸せだからな」


翌朝 起きると 隣りにジョーの姿がない。


愛恵は帰ったのかなとも思いながらも なかなかベッドから 起き上がれないでいた。

寝たのは 4時くらいだったろう。

時計は10時を少し過ぎていた。

少しして…ベッドルームのドアが開く。


「おはょ!」
ジョーは、愛恵の脇に 腰掛けると
「coffee?ティ?」

「coffeeがいい」
「OK待ってて。シュガーエンドミルク?」
「ブラックで…」


優しい… というか。
文化が違う…

ジョーはcoffeeカップを愛恵に渡す。

「おいしー。ありがとう」
「ヨーウェルカン!アイクックブレッグフアスト」
「ホンとに~?ジョーすごい」


「お礼」
ジョーは笑った。
どちらかともなく キスをした。

朝から…

キスだけで 終わる訳がなかった…


ジョーは
クスクス笑い出した。
「なに?どうしたの?」「いや。明るいからよく見えたよ」

「サイテー、サイテーサイテー!!」

愛恵はジョーの脇腹を殴った。

ジョーは 愛恵に 嘘 嘘と言って、殴る愛恵を抱き締めて

「綺麗だったよ…」


2人は彼の作った 朝食を食べる。


愛恵は堺に電話をする。
間に合わない。

「もしもし?堺くん?」
「はい。もう着きますよ」
「違うの。ちょっと気分悪くて、今日の収録2時間でいいから、遅らせてもらえないかな…」

「だいじょぶですか?」「うん。だいじょぶ。ちょっと休みたいの。調整きくか、悪いけど聞いて折り返し連絡して」


ジョーは
「ボクのせいで、仕事やすんだりだめだね。ごめん」
「…違うの…。私が、アナタと居たいの…」

本当にそうだった…
< 64 / 136 >

この作品をシェア

pagetop