ラヴ・ラヴァーズ・キス
うん、ヤバいーー

膝から崩れちゃいそうだ。

「…失礼します。」

!!!??

由愛は、私の身体を軽々とお姫さま抱っこして、再び歩き出す。

ええ…!!?

「ああ!!う、おおいえ!」

「大丈夫ですから黙って、もうちょっとです。」

由愛は、そう答えてにこりと微笑んだ。

ええ??!!

けど、由愛より私の方が丈も量もあるからー、ロリータがドレスの女をお姫さま抱っこしてる光景は、はっきり言って異様だよ?

てか、重いでしょーに、何故そんな涼しい顔で…

「くす、お姫さますごい顔。」

私の心の動揺を感じ取り、由愛は笑って私に視線を流した。

ドキン

ん?

な、何だ何だ!

何でか、顔が熱くなってくるぞ!?

バンっと、前方に停車した車のドアが派手な音を立てて開いた。

車から飛び降りて来たのは
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