ラヴ・ラヴァーズ・キス


あの茶髪にピアスは…

「日向!」

由愛がその名を呼ぶと、日向は足早に駆け寄って言った。

「由愛、どうしたんだよ!?」

「んーちょっといろいろありました。」

ね?と、私を見て微笑んだ。

「ちょっとって、おい、怪我してんのか!?」

「無頼の輩にからまれたんです。」

「からまれたーって、マズいって、兄…じゃなくて、あの人マジ切れするぜ?」

「仕方ないですね。」

??

二人の会話に全くついていけない私に気がついて、日向はポリポリと頭をかいた。

「俺は、知らないからな。」
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