ラヴ・ラヴァーズ・キス
母は、パッと笑顔を見せて言った。

「来週の火曜日なの。瑞葉、仕事休みでしょ?新しいおうちはね、すぐ近くなの。瑞葉も知ってるんじゃないかしら、ほら3丁目の端っこにあるコンビニの隣りの坂の上にある…。」

今日、金曜日、もう夜だし明日土曜日、来週の火曜日まで4日…か…。

あーっと、坂の上っていうと

「確かにあるね」

坂の上に。

建築途中なのを見たから分かる。

けど、あれはーー

「一戸建てっていうより、お屋敷、じゃない?」

いや、むしろお城?

古城風の、何とも綺麗な…

ええ…、あれ?

あの、女の子なら誰もが憧れて当然な…

「素敵なおうちよね?」

母は、にっこりと微笑んで言った。

認めるよ……

なんか、なんか結局

楽しみになってきたーーーー!!

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