みんなの冷蔵庫(仮)1
つまり……

無事ではない確率は凄く高いんじゃないか。


そんな事、身内である京極に、とてもじゃないけど言えない。

私は何と言っていいのか分からず、先程見たテストの答案用紙が浮かび、どこに置いたかを思い出そうと、広い部屋全体に視線を走らせる。


先程立っていた場所近辺の、高そうな絵画が飾られた壁の下に、猫脚で濃いチョコレート色の飾り棚があり、その上に封筒ごと置いてあった。


「答案用紙、綺麗だったと思わないか?」


私の視線の先に気付いた京極が、くっきりと彫られたような瞳のラインを少し細めた。



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