みんなの冷蔵庫(仮)1
左腕を開いたドアのに置き、体重をそこに預けるように斜めに立つ。


「随分遅いな。どこまで話は進んだ?」


真正面の大きな窓から降り注ぐ光を受け、彼の黒髪が艶やかさを増す。

滑らかな肌の白と、潤いのある髪の黒、熟した果実のような唇の紅さ、全ての色が綺麗過ぎて、まるで絵画のようで。

光を浴びるとより一層輝き、思わず手を伸ばしたくなるような、胸に迫る美しさだった。


「くらら、お前明日からしばらく毎日うちへ通え。なんならシグマと一緒に住み込んでもいい」


京極がゆっくりこちらに近付きながら言った。


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