みんなの冷蔵庫(仮)1
突然ドンと鈍い衝撃があり、私を掴んでいた手が緩み、私はよろけて開けられた後部座席のシートに手を着く。


「くららさん、コンビニまで走って!」


突然頭上でした大声に、弾かれたように振り返る。


「佐田……さん?」


さっきまで私を掴んでいた二人の男と格闘しているのは、紛れも無く佐田さんだった。

さっきの衝撃は佐田さん?

男達が繰り出す突きや蹴りを素早くかわし、佐田さんはもう一度叫んだ。


「早く!!」


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