みんなの冷蔵庫(仮)1
シグマがズズズと顔をテーブル上で移動させ、おでこが触れそうな程、私達の顔は近付いた。


「それあるかも。精神的なエネルギーなのかな?」


全身も何となくだるいんだけど、試験の後みたいに頭が疲れるという方が強い気がする。

集中するからだろうか。


「くららちゃん凄いよ。俺なんかもっともっと練習して、やっとあのテスト出したんだよ」


シグマはテーブルに乗せた方の頬が潰れたまま、にっこり微笑んだ。

純粋に私も嬉しかった。

どうして「冷蔵庫が開いた」のかは、はっきり分からないけど、シグマのうちの冷蔵庫を思い浮かべたらできたから、次もそうしようと思う。


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