みんなの冷蔵庫(仮)1
それを立て続けに五回繰り返すと、酸素不足みたいに頭がくらくらした。

テーブルに手を着いて深呼吸をすると、軽い目眩が少し落ち着いた。

心配そうに近付くシグマに「大丈夫」と微笑んで見せ、テーブルに軽く腰掛けるようにもたれた。


「出すの、一度に全部は無理かな?」

「ええ?! それはいきなり過ぎない?」


シグマは腕を柔軟体操のように伸ばし、深呼吸をして両手を構えた。


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