みんなの冷蔵庫(仮)1
「しーちゃん、ジュゴンて動物じゃん」
うなだれる私に、シグマは満面の笑みを浮かべ、首をちょっと傾けた。
「そうだよ」
もう、いい。
そうだ、シグマはこういう奴だった。
全力投球しちゃ駄目だ。
カーブも駄目。気付かないから。
転がすくらいがちょうどいんだ。
シグマに反論することを諦め、反対側の窓の外に目をやると、パンと手を叩く音がした。
「お前達! なぜ僕を無視できる?」
足を組み、ムッとした顔の男を見て思い出す。
忘れてた訳じゃないけど。
そうだった。今はこいつもいるんだ。
面倒くさいのが二人も。
また、ため息が出る。
うなだれる私に、シグマは満面の笑みを浮かべ、首をちょっと傾けた。
「そうだよ」
もう、いい。
そうだ、シグマはこういう奴だった。
全力投球しちゃ駄目だ。
カーブも駄目。気付かないから。
転がすくらいがちょうどいんだ。
シグマに反論することを諦め、反対側の窓の外に目をやると、パンと手を叩く音がした。
「お前達! なぜ僕を無視できる?」
足を組み、ムッとした顔の男を見て思い出す。
忘れてた訳じゃないけど。
そうだった。今はこいつもいるんだ。
面倒くさいのが二人も。
また、ため息が出る。