みんなの冷蔵庫(仮)1
勝手にすればいい。

どこへでも行けばいい。

私は普通の神経してる、普通の人間だから、帰ろう。

このおかしな二人から一刻も早く離れよう。


シグマを守らなきゃ、て昔の懐かしい使命感からくる緊張の糸は、完全に切れ、心が毛羽立ち、なにもかもどうでもよくなった。


「なんだその余計傷付く言い草は。とにかく言いたくないものは言いたくないんだ」


「はいはい、言いたくないなら言わなくていいよもう。私帰る」


なんだか無性に腹が立つし、本当に帰ろう。

そう、思っていた。


「ぺんぺんは?」


は?


私達はハテナだらけの顔でシグマを見た。



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