みんなの冷蔵庫(仮)1
どうやっているのだろう? 自分でもよく分からなくて、今度はチョキにしてみた。

何も変わらない。

指先の力を吸い込むみたいなイメージで息を大きく吸ってみた。


「うそ……」


光はしゅっと消えた。


拳を作り、パッと開く時に指先に力を込めてみる。
頭の中で爪が吹っ飛ぶような、体の内のパワーを解き放つようなイメージ。


「いーないーな! どうやるの?」


シグマの期待に満ちた瞳に、きらきらとピンクのプラズマが揺れる。


炎というより、いくつもの小さなカミナリのような光。


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