カフェには黒豹と王子様がいます
「徳永!西口が怪我したって?どういうことなんだよ!」

 小野田の顔見て少し落ち着いた。

「し!小野田、ここ病院だから」

「わりー……大丈夫か?お前」

「うん」

 体が震えて冷や汗が出ていること、小野田には隠せなかった。


「みんな、琴ちゃん気が付いたわよ」

 どんな顔して会えばいいのかわからなかった。

 僕のせいで怪我をした西口。

 豊川が真っ先に入ろうとしたとき、

「ごめん、琴ちゃん今、みんなに会いたくないって」

 という元子さんの声。

「だ、大丈夫なんですか?」

「怪我は大丈夫。頭を強く打ったから、明日検査するみたい。みんな今日は帰りなさい」

「会えませんか?僕謝りたい!」
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