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「そもそもお前、そんな事したらレンに殺されっと思うけど」
「やっぱそうっすかね」
「学生の時よ、レンの妹、付き合ってたんだけど、その男が結構な悪で遊び感覚で妹と付き合ってて。で、その男がよ俺と同じクラスの奴だったらしくて、アイツいきなり授業中に乗り込んできてソイツの事、殴り倒してたからな」
思い出す様にクスクス笑う流星に俺も苦笑いになる。
やりそうだな、あいつ。
その場に居ない俺でも想像できるわ。
「は?マジっすか」
「おぉ。マジ」
「で、どうなったんすか?」
「どうって、2週間の停学してたわ。だって授業中に乗り込んで殴り倒すぐらいだからな。もぅ周りの奴らドン引き。俺は笑ってたけど」
「やべー…蓮斗さんマジやばいっす」
「で。諒也はなんつってた?」
「殺されんだろ。って」
「そら言うわ」
クスクス笑う流星につられて俺も密かに笑う。
「あれ?お前、諒也とタメ?」
「いや、一つ上でタケルと同じ。見かけは諒也の方が怖いっす」
「ははっ、アイツに怖いもんねぇからな」
「いや、蓮斗さんと諒也が2人でいたらマジで輩っすよ?」
「まぁな」
「つかよ、お前タケルと頻繁に会うのやめろっつってんだろ」
思わず二人の会話に割り込んでしまった俺は深いため息を吐き出した。