お嬢様の秘密ー番外編ー
ソープを置いてくれている間に私は身なりを整えた。


………下着がズレかかっていたし。


お土産袋の中に紅茶が入っていたので飲んでみた。


「美味しい!………これも試作品なんだ………。」


「ユリ、それ美味しいのか?」


「うん!葵も飲んでみたら?」


私から渡されたカップを一口飲み、満足したのか全部飲み干していた。


「これって間接キス?」


あ………


言われて急に恥ずかしくなってきた。


「こっち来いよ。」


カップを机に置いて、私を引っ張り、葵の膝に座らされた。


お腹に手を回されて逃げられない。


「やっぱりいい匂いがする………。」


私のうなじに唇を当てた。


「………っ………何してるの……。」


「………お前を食べたい………。」


物騒な言葉が聞こえてきた。


「葵、紅茶も飲んじゃったからまた効果きちゃったの?」


「みたいだな。」


私をくるっと反転させて唇を貪り始めた。


………いつもより激しい………


媚薬のせいでいつもより熱っぽい葵に翻弄されていた。
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