お嬢様の秘密ー番外編ー
服に手を入れたところでピタッと止まった。


「………やっぱやめておく。このままだと壊しそうで怖い。」


「………いいよ。私を壊していいから………。」


私何を言ってるんだろう………


葵の口に残ってた媚薬が移ったかな………


「ハロウィンのトリートは私じゃだめなの?」


「………本当にいいんだな?」


「………いいよ。お菓子をあげないとイタズラされちゃうしね。」


戸惑ったようにキスを始めたけど、私から求めにいったら抵抗をなくしたみたい。


抱き上げられてベッドに運ばれた。


「………魔女の仮装可愛かったよ。だけどあれだけ露出されると嫉妬に狂いそうになる。」


「………嫉妬してる葵って案外かわいいから。」


「俺を嫉妬させるなよ………。」


熱っぽい瞳に吸い込まれていく。


葵は服を脱ぎ捨てて私に覆いかぶさってきた。







いつの間にか私は何も着ていなかった。


「………下着エロい。」


「………あれは夏菜のチョイスだから。」


されるがままになっているけど体は密着していて抵抗はできなかった。


「………甘すぎるお菓子頂いたから。」


葵はまた新たなキスマークを私に刻んできた………。


-ユリside end-

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