ワンコorオオカミですか!?
「あ、今日は紺野さんも一緒なんですね」
「えーやばいやばい。居るだけでオーラが違う!」
私を心配して顔を覗かせてくれた木田さんと柴田さんが、紺野さんを見てテンションをあげていた。
今日は白のワンピースにジャケットを羽織った大人の色気撒き散らしまくりの紺野さんだから気持ちはちょっと分かる。
私は、美国部長がかってくれたOL制服だから尚更差が出る。
いや、多分私が10万のブランド品を着ても敵わないと思う。
「あら、もうこんな時間だったんだわ。けっこう進んだわね」
「はい。ありがとうございます」
家具や雑貨の搬入先を決めて、私が更に分かりやすいデザインに興して、見積もりが送られてくるらしい。
私と美国部長が休みの間、紺野さんは私に活を入れに来てくれただけでなく、仕事もこなしてくれていたなんて。
「紺野さんー。一緒にランチ食べて下さいよ」
「そうですよ、聞きたい話いっぱいあるんです」
きゃっきゃと二人がお弁当をぶらぶらと頭の横で振る。
いつの間にか、休憩時間になっていたなんて気付かなかった。
こんなに何時間も仕事したのは珍しい。