殺戮都市~バベル~
「こ、これ……どうするべきですかね?強化素材に使えば、日本刀のレベルも上がるでしょうけど……でも星4レアですし」


まあ、そんなにある話じゃないけど、また日本刀が折れるような時の事を考えたら、持っていた方が良いとも思うんだよな。


「贅沢な悩みを……私も吹雪も、星4レアをメイン武器にしているのだぞ?星5レアを持っている者の悩みはわからんな」


「そうだよー?でも、レベル1の武器を素材にするより、少しでもレベルを上げてから素材にした方が、レベルは上がりやすいはずだよ?それが星4レアなら特にね」


……早く言ってくれよ。


さっき引いたレアリティが低い武器を、全部日本刀の強化に使った後だよ。


まあ、最後に引いたのがこの短剣だから仕方ないか。


「じゃあ……とりあえず持ってます。強化して使えるなら使ってみようと思いますし、合わないなら素材にします」


刃が付いていないなら、アイスピックと使用用途があまり変わらないと思うけど。


「まあ良い。少年のガチャで目が覚めたからな。服を着て向かうとするか」


フウッと溜め息を吐いて、今まで自分達が寝ていた場所へと引き返した二人。


「え?ど、どこに向かうんですか?」


目が覚めたばかりなのと、星4レアを引いた興奮から頭が回らない。


「どこって……決まっているだろう?西軍だ」
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