殺戮都市~バベル~
そわそわしながら、それでもソファの腕置きにもたれて眠る事が出来た。
俺が起きたのは……何時間経ってからなのだろう。
ざわめきが聞こえ、目を覚ますと……目の前には美優と真冬の姿。
「や、行ってきたよ。女の子が一緒だって言うからさ、服を何着か持って来たけど……幼女ですか」
まだ寝ている優と亜美を見て、真冬が小刻みに首を横に振った。
「動きやすそうな服がほとんどだけどね。サイズがわからないから、私と同じサイズにしたけど」
美優の手には、デパートのカゴが。
「うーん……あれ?真治?なんでそっちに……って、誰!?この人達!」
二人の声で目を覚ましたのか、優が目を擦りながら身体を起こして……驚きの声を上げた。
「えっと、真冬さんと美優さん。こっちは優で、寝てるのが亜美です」
名前だけで良いだろう。
経緯を説明すると、とんでもなく長くなるから、知りたかったら本人に聞いてくれと思って。
「なりゆきで真治君に協力する事になったんだ。あ、高校生は守備範囲外だから安心してね、優ちゃん」
……簡潔な説明をありがとう。
そんな事よりも俺は、まだ恵梨香さんは捕らえられているのかが気になった。
俺が起きたのは……何時間経ってからなのだろう。
ざわめきが聞こえ、目を覚ますと……目の前には美優と真冬の姿。
「や、行ってきたよ。女の子が一緒だって言うからさ、服を何着か持って来たけど……幼女ですか」
まだ寝ている優と亜美を見て、真冬が小刻みに首を横に振った。
「動きやすそうな服がほとんどだけどね。サイズがわからないから、私と同じサイズにしたけど」
美優の手には、デパートのカゴが。
「うーん……あれ?真治?なんでそっちに……って、誰!?この人達!」
二人の声で目を覚ましたのか、優が目を擦りながら身体を起こして……驚きの声を上げた。
「えっと、真冬さんと美優さん。こっちは優で、寝てるのが亜美です」
名前だけで良いだろう。
経緯を説明すると、とんでもなく長くなるから、知りたかったら本人に聞いてくれと思って。
「なりゆきで真治君に協力する事になったんだ。あ、高校生は守備範囲外だから安心してね、優ちゃん」
……簡潔な説明をありがとう。
そんな事よりも俺は、まだ恵梨香さんは捕らえられているのかが気になった。