眠りにつくその日まで




美羽と駅で別れ、イヤフォンを耳にさす。





流れてくるフグアンドキャッチャーズの"end
of the world"




少し切ないこの曲が、私は大好きだ。






家に帰ったら、お母さんに健太くんに飴をあげた話をしよう。




夕飯はなんだろうか。








大好きなメロディーに耳を傾けていた私は、雨の音も、咳も聞こえていなかった。











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