3つの視線、1つの物語

ガシャンっと音がした
誰かがここの地下牢に来たらしい


「ノアール様?!」


俺をここの国で"ノアール様"と呼ぶのは一人しか居ない
メイドのネージュだ


「ネージュ…ココでの俺は"ノア"ですよ?」

「そんな事言ってる場合ですか?!ココにノアール様が連れて行かれたと聞いて飛んできました!何があったんです?」

「あー…うん…姫様の部屋に朝まで居ました」

「い、いつの間にそんな仲に?!姫様の病気は完治したのですか?!」


ネージュが思ってる仲にはなってない
ついでに、姫様の病気が完治した訳でもない


「ネージュ…姫様の病気は治ってないし、俺と姫様が"そんな"関係になった訳でもないですよ」


俺は、ネージュを信じてコンフィーヌ様の昨晩の行動を話してみた


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