君が冷たい理由。【完】






言おうとした時、チャイムの音が聞こえた。








「あ、やば!あと5分でテスト始まる!走れ楓!!」


凜は私の腕を引っ張り走り出す。








ガラガラ







勢いよく教室のドアを開ける。





「セーフ…ね」



「ぎりぎりだよ凜ちゃん」



「あ、太陽くんおはよう」




鞄を机に置き、座る。




「…はよ」



「颯太くんおはよう」



< 128 / 217 >

この作品をシェア

pagetop