ハッピーアワーは恋する時間
「ここでおまえに会ったのは今日が初めてだな。仕事?」
「あ、うん。さっき・・・ってもう1時間以上前だけど、終わって。この辺りに来たのは初めてだし、このお店も初めて来たけど、なかなか雰囲気いいよね。亜幸さんがよく来るの、分かる気がする」
「あぁ。おまえ、花屋に勤めてんだろ?」
「えっ!?なんで亜幸さんが知ってるの?」
「去年おふくろさんに会ったとき、“未散は花屋で仕事をしてる”って言ってた」
「あぁ・・そぅ」
母には心配をかけたくなかった私は、住処を一時期失くしても、お金がなくて、食べるものに困っていた時も、そのことは一切言わなかった。
「元気だよ」「仕事見つかったよ」「楽しいよ」と、良いことばかり言うことで、私自身が良いところに目を向けるように仕向け、自分を奮い立たせていた。
じゃないと、くじけてしまいそうだったから。
「あ、うん。さっき・・・ってもう1時間以上前だけど、終わって。この辺りに来たのは初めてだし、このお店も初めて来たけど、なかなか雰囲気いいよね。亜幸さんがよく来るの、分かる気がする」
「あぁ。おまえ、花屋に勤めてんだろ?」
「えっ!?なんで亜幸さんが知ってるの?」
「去年おふくろさんに会ったとき、“未散は花屋で仕事をしてる”って言ってた」
「あぁ・・そぅ」
母には心配をかけたくなかった私は、住処を一時期失くしても、お金がなくて、食べるものに困っていた時も、そのことは一切言わなかった。
「元気だよ」「仕事見つかったよ」「楽しいよ」と、良いことばかり言うことで、私自身が良いところに目を向けるように仕向け、自分を奮い立たせていた。
じゃないと、くじけてしまいそうだったから。