いつだって僕らは
「それで、柚維も燐と文通したいらしくて。今度燐に柚維のこと紹介しようと思ってんです!」

「あら、そうなの?時ちゃんもそろそろ恋するお年頃かしら。中学二年生だものね」

「確かに、燐はかっこいいです!俺には負けますけどね!柚維は初恋がまだだからなぁ」




・・・はい、一番聞いちゃ駄目な部分が聞こえた気がします。
あたしはもう燐って人と文通する事になってるし、初恋はまだだとかそんな事まで話されているとは・・・。

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