いつだって僕らは
「なんで?」

あたしは国語が苦手なので、一応しっかりノートを取りながら聞く。

「恋したことある子とか、してる子は、それなりの女の子らしさってもんがあるのー」

そう言って藤谷は寝てしまった。あたしの方を向いて寝るその寝顔は、小さな子供のようで少し心が暖まる気がした。

「ていうかそれってあたしは女の子らしくないって事・・・!?」

藤谷に聞いても寝ているので全く反応しない。

「ばか」

と言ってみても藤谷の反応はない。
本格的に寝ている。本当に子供みたいな人だ。
ひょっとしたら梓は、この無邪気さに惚れたのかなぁ、なんて考えていたら、藤谷は何やらしゃべっている。


「ゆ・・・ゆーい」

あたしの名前!?
思わずあたしは、藤谷の隣で笑ってしまった。
一体どんな夢を見ているのだろう。
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