サンドリヨンに憧れて
海が見えるアウトレットパークに着いて広さに驚いた。

「実は私・・ここは初めてなんです」

「え?」

「他は行ったことがあったんですが、ここまで行くにはなかなか・・」

「広くておもしろそうやな・・」

まるで初デートきぶんで色んなお店を見回り、

彼は気に入ったブランドのお店があったので、そこで服を買っていた。

「香澄もいるか?」

「いいです」

また前の時みたいに商品を見ていると、いるか?と何度も聞いてきた。

彼との買い物はスーパーぐらいにしておかないと、

お店に行ったらヤバいかも・・そう思った。

「孝男さん・・欲しかったら自分で買います」

「あほ・・遠慮すんな・・」

私が見ていた靴を買いそうになったので、止めた。

「これは見てるだけやから・・次にいきましょ」

「わかった・・」

いつも定価で買っていた孝男さんは安さに驚いていた。

「なんやもっと早く来たらよかったな・・」

「孝男さんはいつもいい物もってるから・・こういう所は縁がなかったんでしょう
でもこれからは時々行ってみますか?」

「そうやな・・別の所も行ってみたいな・・」

「じゃまた今度行きましょうね」

買い物を済ませ、昼食を軽く食べて、道が混む前に大阪に向かった。



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