サンドリヨンに憧れて
VS.
席に戻り藍子にこっそりメールを送り、課長が優大のことを気を付けろと

言ったことを伝えた。

その返信は・・・怖・・週末の飲み会・・・課長らの同期会あったりして・・・

私もそれが一番怖い・・・。無いことを祈ってるとまた返信した。

結局この日は定時に仕事が終わり、課長を見ると仕事をしていたので、藍子と帰ります

とメールを送り、先に仕事場を出た。

廊下でメールに返信に気づき、今夜は俺の家で待っててほしいと送られてきた。

「嘘・・」

「どうしたん?」

「家で待ってて・・と」

「あら・・お盛んで」

「ちゃうわ・・きっと優大のことと・・立川のことやわ」

「あ・・そうやな・・同期会・・くるもんな・・」

「さて・・大人しく買い物して帰るわ・・」

「そうしたほうがええ・・私も秀明の家にいくし・・
お互い彼氏がおったら大変やね・・」

「そうやね・・」

会社の玄関を出ると、後ろから声がした。

「お互い彼氏?・・だれやそれ・・」

「ゆ・・ゆうだい・・・」

「げ!出た・・」

「人を化けもんみたいに・・で横山、もう男できたんか?」

「え?は?」

「今は秀明のこと言ってただけやん・・人の話盗み聞きすんな!ぼけ」

「うるさい・・あ・・そうやお前ら今から暇か?」

「忙しい・・」

「横山は暇やろ・・ちょっとつきあえや」

「は?予定があんねん・・もう!何よ!」

玄関前で話ていると、「横山さん、黒田さんお待たせ・・行こうか」

と声が聞こえた。
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