サンドリヨンに憧れて
「お疲れさまです・・って杉田さんも久保さん早いですね」

「あれ加藤から聞いてへんか?俺らも同期会するって」

やられた・・・騙された。

「横山!黒田行くぞ!」

優大の声に振り向き、「それじゃ・・お先です・・」

急いで玄関に向かって歩きだした。

「藍子・・聞いてた?」

「香澄のほうが知ってるはずやろ・・」

「ってことは・・・まさか!」

「あの同期会・・店が一緒らしい・・俺ら悪口も言われへんぞ・・」

「庄司!優大から聞いてなかったん?」

「山田も知らんかったらしい・・さっき聞いて焦ってた」

「他の女子は喜んでるな・・」

「ほんまやわ・・私は帰りたくなってきた・・・」

「加藤さん、香澄にも黙ってたって・・・」

「今夜・・・見ものやな・・藍子」

「秀明・・優大がいらんことせえへんように見ときや」

「そうやな・・」

グループの一番最後で話ながらいつものお店に入っていった。

案内された部屋は・・・ふすま1枚で仕切られた座敷だった。

「香澄・・・隣の部屋・・課長達やって」

「終わった・・・最悪・・」

もう早く帰ろう・・・そう思いながら中へ入っていった。
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