サンドリヨンに憧れて
「香澄、そこにする?」

「え?香澄・・?」

その声のほうへ顔を向けると私達を見ている彼の姿があった。

「あ・・ごめんな。お互い敬語無しということでこんな感じになったんよ」

「びっくりした・・もう仲良しって・・」

「まぁこれから仲良くするんやし・・な、香澄」

「うん」

「ってことは香澄はれいなって呼んでるんか?」

「そう」

「まぁ・・ええわ。それで仲良くなってくれたら今後も安心やしな」

「で、そこにする?」

「いや・・ここは・・」

「香澄・・そこでするか!」

「は!あかーん」

「何でや」

「そっ・・それは・・」

「何か拙いんか?」

「・・・拙い」

私の声がおかしいと感じていたのか、手に持っていたパンフレットを取り上げ数ページ見た後

ポンとテーブルに置いた。

「香澄、ここでする。変更は許さへん」

「え!拙いって香澄が言うたことわかってる?孝男君?」

「まぁええから・・とりあえずここで予定立ててほしい。また後で連絡する
香澄・・行くぞ」

「え?あ・・はい。それじゃ・・れいな・・また」

「あ・・うん・・・また後で・・連絡するわ」

少し強引に引っ張られてその部屋を後にした。
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