サンドリヨンに憧れて
家に入ってすぐベットにダイブした。

「あー疲れた。明日から・・暇やな・・・」

彼氏に振られてもう1年・・・か・・・

それも振られた日は・・・彼の誕生日の前日だった。

「香澄・・ごめん・・別れてほしい」たったこの一言で終わった。

私もわかっていた。会社の上司に頼まれてお見合いをしてその子が気に入って

伸也を離さないってことは・・・知っていた。

あいつは出世に目が眩んだ・・地位とお金・・・取引先の社長の娘・・・

それも一流企業の娘・・・そりゃ私なんて簡単に捨てる・・・。

また別れた日を思いだしてしまった・・・。

「はぁーいつまで引きずってんねんやろ・・・ほんま彼氏見つけんと・・
私このまま一人で飲んで終わっていくのかも・・」

天井を見ながらため息しかでなかった。

「明日・・・気晴らしに買い物行こう・・」

そのまま寝頃がっていると、いつの寝たのかわからなかった・・・

クーラーのタイマーが切れて目が覚めた。

「暑・・・あ・・着替えな・・」

ふとスマホに目をやると、課長からメールが届いていた。

ちゃんと帰れたか?と素気ない内容だったが心配してくれていることには

確かだった・・・朝に返信しようと思いながら、着替えてまた眠った。




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