サンドリヨンに憧れて
おかしい・・スマホの目覚ましを切ったはずなのに・・

スマホのアラームが鳴っていると思い画面を見ると、課長からの電話だった。

慌てて起きて、電話に出ると、少し笑っているような声だった。

「今・・起きたんか?」

「あ・・はい・・すいません・・気づくのが遅くて・・・」

「昨日は結構飲んだから・・大丈夫かなと思ってな・・」

「あ・・大丈夫です。昨日のメールもすいません・・気づかなくて・・・」

「俺も勝手に送っただけやし・・所で横山さん・・・今日は暇か?」

「え?あ・・はい・・特に予定は無いですが・・・」

「じゃ・・これから出られるか?」

「え?」

「ちょっとつきあってほしい所があってな・・・休日やのに勝手なこと言って・・・」

「それより、私でいいんですか?」

「ええから電話したんや」

「わかりました。じゃ・・どうすれば・・」

「格好は俺も普段着で行くから・・デニムでも何でもええから着ておいで」

「はい・・それで時間は・・」

「何分で準備できる?」

「・・・30分は欲しいです」

「わかった・・じゃ・・国道沿いの喫茶店わかるか?」

「あ、はい・・よく行くので・・」

「そこで待ってる・・ゆっくりでええから・・」

「じゃ・・行きます」

「よろしく」

王子様からの急なお誘い・・・いつもより早いスピードで着替えて始めた。
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