一途な彼と不器用彼女①


でも価値が落ちたからって怒らないでよ。


いや、まず怒られても知らないし。


よしじゃあ今日も気合いいれますか。


ふぅー...。


―優兎斗がんばるから―


ガチャッ...。


私が車から降りると回りが静かになった。


そして回りから悪口が飛んでくる。


まーそうでしょ悪魔と叩かれているものですもんね。


って私が今誰かすらしらないんだっけ?こいつら。


じゃあブスとか言っているんだろうけど否定はしない。


だってブスなんだもの。


本当の事だからべつになんとも思わない。


あ、今日は快晴なんだっけ?


じゃあ屋上で日向ぼっこでもしようかな。


なんて考えていると誰かに腕を引っ張られて


陸「こいつは王覇の姫になった紺野蒼依だ。
こいつになんかしてみろ…その時はどうなるかわかってるよな…。」


なぜか陸の腕の中にいます。


ってか回りがうるさい。


もしかしてパンダの遠吠えか?


いやパンダは吠えないか。


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