一途な彼と不器用彼女①

*本当の真実*

*陸side*


俺らは今学校に来ている。


そして俺らのクラスに2人の転校生がきた。


それも男と女1人ずつだ。


男はその女に女はその男に心を奪われていた。


でも俺はこの現状についていけない。


なぜなら


?「俺は唯斗。
女は興味ねー。」


?「私はー北風麻亜って言うのー!
よろしくねー?ニコ」


なんでこいつらがいる...?


陸「んでてめーらがいんだよ。
蒼依はどうしたんだよ。」


俺がそういうと回りがざわついた。


特に女が。


なぜなら「悪魔こんな男まで手を出したなんて!」「ブスなのに!」などなど。


唯斗「あーあんたか。
そーだね、蒼依か。
あいつは今もうここにはいねーよ。」


は...?


もうここにはいねー...?


空良「おい唯斗。
あんまり漏らすと蒼依にシバかれるぞ?」


陸「どういう事だ」


唯斗「だからもう俺の所にはいねーよ。」


那緒「てめーナメテんのか?
居なくなるまでの今までを話せよ」


唯斗「まぁそれは言えねーけど?
でもアイツは...蒼依はてめーらを裏切ってねーよ。」


は?なんで断定できるんだよ。


ってかお前前蒼依を連れ去ったくせに。


意味わかんねーよ。


俺は蒼依は裏切ってないと思うがでもこいつが蒼依は裏切ってないって言うのは信じられない。


まずこいつはどっちの味方だ。


戒「...てめーはどっちの味方だよ。」


唯斗「あ?俺か?
俺はどっちの味方でもねーよ。
俺は蒼依の味方だ。」


は...どー言うことなんだよ。


わけわかんねーし。


唯斗「あ、そうそう。
ひとつ言うの忘れてたけどお前らは蒼依を救えない。
もちろん俺も、だ。
あいつを救えるのは俺の兄貴...優兎斗だけだよ。」


陸「...は...意味わかんねーよ。」


空良「唯斗もうそんぐらいにしとけ。
もしかすると優兎斗からの天罰が落ちるかもしれねーぞ?
アイツは蒼依一筋だったからな。
とりあえず王覇。
てめーらは蒼依が帰ってくるのを待っとけ。
まぁアイツは帰ってこないかもしんねーけど。」


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