痛々しくて痛い
ポットのコードをコンセントと本体に差し込みながら絹田さんは続ける。
「私達がやる事と言えば、1日の終わりにゴミをまとめてドア付近に置いておくことと、自分のデスクの上、引き出しの中を整理整頓するくらいかな」
そこでふと気が付いた。
そういえば、昨日まとめて置いておいたゴミ袋がいつの間にか無くなっている。
「万が一、重要書類なんかをうっかり目にしてしまったり、間違えて破棄してしまったりしたら大変だから、スタッフにはデスク周りには近付かせないように、さらに、ゴミの選別も任せないようにして下さいって、派遣会社の方から言われてるらしいよ」
「な、なるほど…」
そういう決まりごとがあった方が、双方にとって都合が良いよね。
何か大切な物がゴミ箱に紛れ込んでしまったとして、社員ならそれを袋にまとめる時に気付く可能性が高いし、最悪な事態を回避できる確率が高くなる。
そしてもしそのままスルーしてしまったとしても、それはあくまでも社員側の過失。
クリーンスタッフの方が疑われる心配はないし、真々田屋サイドも自己責任である事をきっちり認識できるので、お互いに気まずい思いをせずに済むだろう。
「あ。ちなみに、雑巾とかほうきとかは、男女それぞれのロッカールーム内の掃除用具入れに入ってるから。もし間違えて飲み物や食べ物を床に落としてしまった、なんて場合は、そこから持って来て使って」
「私達がやる事と言えば、1日の終わりにゴミをまとめてドア付近に置いておくことと、自分のデスクの上、引き出しの中を整理整頓するくらいかな」
そこでふと気が付いた。
そういえば、昨日まとめて置いておいたゴミ袋がいつの間にか無くなっている。
「万が一、重要書類なんかをうっかり目にしてしまったり、間違えて破棄してしまったりしたら大変だから、スタッフにはデスク周りには近付かせないように、さらに、ゴミの選別も任せないようにして下さいって、派遣会社の方から言われてるらしいよ」
「な、なるほど…」
そういう決まりごとがあった方が、双方にとって都合が良いよね。
何か大切な物がゴミ箱に紛れ込んでしまったとして、社員ならそれを袋にまとめる時に気付く可能性が高いし、最悪な事態を回避できる確率が高くなる。
そしてもしそのままスルーしてしまったとしても、それはあくまでも社員側の過失。
クリーンスタッフの方が疑われる心配はないし、真々田屋サイドも自己責任である事をきっちり認識できるので、お互いに気まずい思いをせずに済むだろう。
「あ。ちなみに、雑巾とかほうきとかは、男女それぞれのロッカールーム内の掃除用具入れに入ってるから。もし間違えて飲み物や食べ物を床に落としてしまった、なんて場合は、そこから持って来て使って」