痛々しくて痛い
彼女は笑みを残したまま俺を見上げ、解説した。
「ままだやんの正式なデザイン画を見せてもらってたんです。あと、細かい設定なんかも聞かせてもらって」
言いながら、綿貫はそのファイルを俺に差し出して来た。
先ほど颯さんが言っていた「それ」とはこれの事だったらしい。
「すっごく可愛いですよね~?」
「……ああ、すごいな」
思わず素で感心してしまった。
おそらく専用のソフトで仕上げたのであろう、つい先日誕生したばかりの真々田屋のキャラクター、「ままだやん」が、今度はちゃんと色が着いた状態で中央に印刷されていた。
丸々ぷくぷくとしたボディーから両手両足が生え、まん丸な瞳と笑いの形の口が付いている、紫色のぶどう。
両手を腰に当て、両足は大きく開いてしっかり地面を捕らえ、ちょっと斜に構えた得意気な笑顔をこちらに向けている。
元気で勇ましく、だけどこの上ない可愛らしさも併せ持った、とても魅力的なキャラクターだった。
手書きのイラストも感動したけど、パソコンで処理すると、アナログとはまた違った良さが出て、改めて、颯さんはその道のプロであったのだという事を再認識した。
心底、その才能が羨ましいと思った。
そして発案者の綿貫のナイスアシストぶりも忘れてはならないだろう。
「ままだやんの正式なデザイン画を見せてもらってたんです。あと、細かい設定なんかも聞かせてもらって」
言いながら、綿貫はそのファイルを俺に差し出して来た。
先ほど颯さんが言っていた「それ」とはこれの事だったらしい。
「すっごく可愛いですよね~?」
「……ああ、すごいな」
思わず素で感心してしまった。
おそらく専用のソフトで仕上げたのであろう、つい先日誕生したばかりの真々田屋のキャラクター、「ままだやん」が、今度はちゃんと色が着いた状態で中央に印刷されていた。
丸々ぷくぷくとしたボディーから両手両足が生え、まん丸な瞳と笑いの形の口が付いている、紫色のぶどう。
両手を腰に当て、両足は大きく開いてしっかり地面を捕らえ、ちょっと斜に構えた得意気な笑顔をこちらに向けている。
元気で勇ましく、だけどこの上ない可愛らしさも併せ持った、とても魅力的なキャラクターだった。
手書きのイラストも感動したけど、パソコンで処理すると、アナログとはまた違った良さが出て、改めて、颯さんはその道のプロであったのだという事を再認識した。
心底、その才能が羨ましいと思った。
そして発案者の綿貫のナイスアシストぶりも忘れてはならないだろう。