痛々しくて痛い
ちなみにこれらの情報は私が直接麻宮君に確認したものではなく、すべて伝聞である。
私にそんな大胆な事ができる訳がない。
在学中クラスメートが興奮気味に話していた内容と、卒業後に友人経由で入って来た風の便りを繋ぎ合わせて所々補完して出来上がった『高校3年の秋から大学入学までの麻宮君の激動の日々』の記録だった。
学校中に名前が知れ渡っている有名人というのは、一挙手一投足注目されて、瞬く間にその情報が拡散されてしまうものなんだよね。
全然親交のなかった私にまで伝達されて、こんな勝手に記憶の一部とされてしまうなんて、本人からしたらすこぶる迷惑だしとんでもなく薄気味悪いかもしれないけど。
でも、私がこれ以上広める事はないだろうから(広める先がないから)、許して欲しいな…。
まぁ、それはさておき。
麻宮君の出身大学ならそれこそ選択肢はたくさんあっただろうし、たとえば有名スポーツメーカーとかそれ関係の雑誌を作っている出版社とかも狙えたんじゃないかな、と思った。
バスケに青春を捧げていた彼にとって、そういう企業の方が魅力的だったんじゃないのかな~なんて。
「この会社ってずっと不況知らずで、特にここ10年くらいで急激に成長を遂げただろ?しかもまだまだ延びしろがある」
大きなお世話にも程がある事を考えていると、まるでその回答であるかのような言葉を麻宮君は口にした。
私にそんな大胆な事ができる訳がない。
在学中クラスメートが興奮気味に話していた内容と、卒業後に友人経由で入って来た風の便りを繋ぎ合わせて所々補完して出来上がった『高校3年の秋から大学入学までの麻宮君の激動の日々』の記録だった。
学校中に名前が知れ渡っている有名人というのは、一挙手一投足注目されて、瞬く間にその情報が拡散されてしまうものなんだよね。
全然親交のなかった私にまで伝達されて、こんな勝手に記憶の一部とされてしまうなんて、本人からしたらすこぶる迷惑だしとんでもなく薄気味悪いかもしれないけど。
でも、私がこれ以上広める事はないだろうから(広める先がないから)、許して欲しいな…。
まぁ、それはさておき。
麻宮君の出身大学ならそれこそ選択肢はたくさんあっただろうし、たとえば有名スポーツメーカーとかそれ関係の雑誌を作っている出版社とかも狙えたんじゃないかな、と思った。
バスケに青春を捧げていた彼にとって、そういう企業の方が魅力的だったんじゃないのかな~なんて。
「この会社ってずっと不況知らずで、特にここ10年くらいで急激に成長を遂げただろ?しかもまだまだ延びしろがある」
大きなお世話にも程がある事を考えていると、まるでその回答であるかのような言葉を麻宮君は口にした。