痛々しくて痛い
だから調子に乗ってはいけない。
幸運に恵まれた事に感謝の念は抱きつつも、身の程をわきまえ、言動、立ち居振舞いに細心の注意を払って、目の前にある課題を一つ一つ粛々とこなしていく事にしよう。
そう決意を新たにした所で、ひとまずコーヒーブレイク兼ミーティングは終了し、さっそく業務に関する研修に移る事になった。
私と麻宮君の席のPCを立ち上げ、まずは私の席の回りに皆さんが集まり、ホームページの編集作業についてレクチャーを受ける。
デスクトップのアイコンをクリックし、その後現れた画面の所定のスペースに、IDとパスワードを入力するよう染谷さんから指示された。
「お、すごい。一発OKだったね」
手渡された付箋メモに記入されている、半角英数字の文字列を慎重にポチポチと打ち込み、確定ボタンをクリック後、無事に画面が変わった瞬間右斜め後方から大庭さんが声を発する。
「オレなんか最初にやった時『ID、もしくはパスワードが正しくありません』とか出ちゃってさー」
「ろくに確認しないでチャッチャカ進めるからでしょうよ」
「いやだって、これって数字を入れても*印で表示されるんですもん。分かりづらくないっスか~?」
「で、これが管理者メニューのトップページなんだけどさ」
絹田さんと大庭さんのやり取りはスルーして、染谷さんは説明を続けた。
幸運に恵まれた事に感謝の念は抱きつつも、身の程をわきまえ、言動、立ち居振舞いに細心の注意を払って、目の前にある課題を一つ一つ粛々とこなしていく事にしよう。
そう決意を新たにした所で、ひとまずコーヒーブレイク兼ミーティングは終了し、さっそく業務に関する研修に移る事になった。
私と麻宮君の席のPCを立ち上げ、まずは私の席の回りに皆さんが集まり、ホームページの編集作業についてレクチャーを受ける。
デスクトップのアイコンをクリックし、その後現れた画面の所定のスペースに、IDとパスワードを入力するよう染谷さんから指示された。
「お、すごい。一発OKだったね」
手渡された付箋メモに記入されている、半角英数字の文字列を慎重にポチポチと打ち込み、確定ボタンをクリック後、無事に画面が変わった瞬間右斜め後方から大庭さんが声を発する。
「オレなんか最初にやった時『ID、もしくはパスワードが正しくありません』とか出ちゃってさー」
「ろくに確認しないでチャッチャカ進めるからでしょうよ」
「いやだって、これって数字を入れても*印で表示されるんですもん。分かりづらくないっスか~?」
「で、これが管理者メニューのトップページなんだけどさ」
絹田さんと大庭さんのやり取りはスルーして、染谷さんは説明を続けた。