痛々しくて痛い
今度は麻宮君が椅子に腰掛け、その左側に私、右側に先生役の絹田さん、背後に染谷さんと大庭さんがディスプレイを覗き込むようにして立つ。
「レコーダーで録った音声データをパソコンに取り込んで、それを再生しつつ画面上に表示されてる専用フォームに入力して行くってやり方なんだけど…」
絹田さんはマウスとキーボードを操作しながら丁寧に解説を始めた。
「まずソフトを立ち上げて。そうすると、すでに取り込んであるデータがこんな風に一覧になって表示されるわけよ。そしたらその中から処理したいものを選んで…」
「はい」
「クリックすると、入力画面になるから。じゃ、ヘッドフォンして、今度はこの『再生』をクリックしてみてくれる?」
麻宮君は言われた通り、すでにパソコンと繋がれてあったヘッドフォンを耳にあて、マウスを動かした。
「どう?聞こえる?」
「あ、はい。バッチリです」
「そしたら後はひたすら、インタビュアーの実況メモと照らし合わせながら、聞こえて来る内容を入力するだけ。停止、巻き戻し、早送りも全部画面上でできるから。すごく便利でしょ?」
「ホントですね。こんなのがあったんだ」
「ただ、操作は簡単でも、耳で捉えた内容を文字に起こして行くっていう作業自体が中々大変なんだけどね」
「ああ、それは思いました。何回も同じ箇所を聞き直してしまいそうだなと」
「ま、ひたすらこなして慣れるしかないね」
「レコーダーで録った音声データをパソコンに取り込んで、それを再生しつつ画面上に表示されてる専用フォームに入力して行くってやり方なんだけど…」
絹田さんはマウスとキーボードを操作しながら丁寧に解説を始めた。
「まずソフトを立ち上げて。そうすると、すでに取り込んであるデータがこんな風に一覧になって表示されるわけよ。そしたらその中から処理したいものを選んで…」
「はい」
「クリックすると、入力画面になるから。じゃ、ヘッドフォンして、今度はこの『再生』をクリックしてみてくれる?」
麻宮君は言われた通り、すでにパソコンと繋がれてあったヘッドフォンを耳にあて、マウスを動かした。
「どう?聞こえる?」
「あ、はい。バッチリです」
「そしたら後はひたすら、インタビュアーの実況メモと照らし合わせながら、聞こえて来る内容を入力するだけ。停止、巻き戻し、早送りも全部画面上でできるから。すごく便利でしょ?」
「ホントですね。こんなのがあったんだ」
「ただ、操作は簡単でも、耳で捉えた内容を文字に起こして行くっていう作業自体が中々大変なんだけどね」
「ああ、それは思いました。何回も同じ箇所を聞き直してしまいそうだなと」
「ま、ひたすらこなして慣れるしかないね」