不要なモノは愛
一樹に言われて、現在の時刻に気付く。確かに…口を閉じていてはスパゲッティでさえも食べれない。限られた昼休みの時間にのんびりしてはいる暇はない。
松野さんを無視して、フォークでくるくる巻いて、あーんと…
「!んぐっ…」
目の前に敵がいるのに、油断は禁物だったと気付いても遅かった。
開けた口に入ってきたのは、くるくる巻いたスパゲッティではなく、前からすごい勢いで来たスプーンだった。入れられたことに驚いて、思わず口を閉じて、目を丸くした。
「早く開けろよ…」
爽やかだけど、冷たい声に言われ、慌てて口を開けると入れられたスプーンが引き抜かれる。そこにあった食べ物だけが、私の口に残ったので、口を動かす。
「あ、美味しい…」
口に入ったのは、松野さんが食べていたオムライスだった。卵がフワッとしていて、かかっていたデミグラソースも、美味しかった。
だけど…
「なあ、美味しいだろ?」
なぜか不敵な笑みを浮かべて問いかけてくる。頷き返すことしか出来なかった。
松野さんを無視して、フォークでくるくる巻いて、あーんと…
「!んぐっ…」
目の前に敵がいるのに、油断は禁物だったと気付いても遅かった。
開けた口に入ってきたのは、くるくる巻いたスパゲッティではなく、前からすごい勢いで来たスプーンだった。入れられたことに驚いて、思わず口を閉じて、目を丸くした。
「早く開けろよ…」
爽やかだけど、冷たい声に言われ、慌てて口を開けると入れられたスプーンが引き抜かれる。そこにあった食べ物だけが、私の口に残ったので、口を動かす。
「あ、美味しい…」
口に入ったのは、松野さんが食べていたオムライスだった。卵がフワッとしていて、かかっていたデミグラソースも、美味しかった。
だけど…
「なあ、美味しいだろ?」
なぜか不敵な笑みを浮かべて問いかけてくる。頷き返すことしか出来なかった。