幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)
気がついたら学校帰りにそのまま病院に向かっていた。
「どうしたの、りりちゃん。なにかあったの?」
いつもとかわらぬ穏やかな笑顔を浮かべるおばさんに
ポツリポツリと思っていることを話した。
「自分で自分がよくわからないの。
今までこんなこと一度もなかったのに、
その人と一緒にいるとなんだかおかしいの。
近づくだけで息が止まりそうになったり、
緊張したり、心臓が飛びはねたりするの。
目が合うだけで……恥ずかして、
どうしていいかわからなくなる……
今までどんな風に話してたのかすら…わからなくなっちゃったの」
「学校の男の子?」
「……う、うん」
さすがに玲音だとは言いにくい…