幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)
「だって玲音に近づくとなにされるかわからないんだもん…」


最近、玲音に近づくと妙に心臓が騒がしいし……



「だからっていくらなんでもこれはないよね?

めっちゃ会話しにくいんだけど」



大声をだした玲音にあいまいに答える。



「とにかく、部活頑張ってね」



ひらひらと手を振って、校門に向かうとすると

部室に向かって歩き始めた玲音がこめかみを押さえながら軽く頭を振った。



「玲音、どうしたの?」



少し声を張り上げて訊ねると玲音が顔を歪めた。



「なんかさ、ちょっとだるいっつうか、頭痛いんだよね…朝から…」


「頭って、もしかして、この間のケガのせい…?!」


「わかんない…」


両手で頭を押さえて座り込んでしまった玲音のところに慌てて駆けつけた。



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