幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)
「なーんて、嘘だよっ。

そんな落ち込んだ顔しないでよ。

ふたりきりで会うんじゃないんでしょ?

それならいいんじゃない?」


「ほんと!?行ってもいいの?」


思わず身を乗り出す。



「どこでやるの?そのお祝い会」



「駅前の焼き肉ジュージューだって」


「食べ放題のとこ?」


「うん!」


「久しぶりに楽しんでおいでよ」


笑顔の玲音にホッと胸をなでおろした。


やった~!!


絶対に反対されると思ってたから、ものすごく嬉しいっ!



「じゃ、早速、行けるって返事してくるっ!」



携帯をとりだして、すぐに颯大に返事を送った。




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