幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)
「例えばね、俺がカッコいいシュート決められなくても、ものすごく情けないことしでかしてもさ、

ついでに背が高かろうが低かろうが俺がどんな俺であっても、

りりちゃんは俺に対して変わらない。


俺がへこんだ時には優しく抱き締めてくれるし、

最後は俺のわがままを聞いてくれる。

わかってくれなくていいんだけどね。

なんつうか、もうDNAレベルでりりちゃんのことが好きなんだよね」



「如月先輩がべた惚れってことですか…」



「そ、べた惚れ♡」




ぶっちゃけ、今すぐりりちゃんに会いたいし。




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