美人モデルは最強姫⁉︎
「…実はお2人にお願いがあります」


俺は思い切って頼みごとをした。


「「なに?」」


「「「「……俺たちを桜美に会わせてください!」」」」



俺達4人の声が揃う。


「……」


わかっていたことだが、沈黙が訪れた。


「だめ、ですか…?」


「んー、それは厳しいかもね〜」


厳しい言葉が返ってくる。


いや、その返答はわかりきっていた。


「なんとかできませんか?」


「天桜は世界1の族だから…その総長はトップシークレットなんだ」


「ごめんね〜」


ここまで言われたらどうしようもない。


本当なら、初対面でこんなお願いは無理に等しいくらいだ。


「…わかりました」


ダメか…


どうしても会いたかった。


一生に一度のチャンスなんだけどな…

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