妖刀使いの月姫
ピピ…ピピ…ピピ…


部屋に鳴り響く目覚まし。
外は晴れて青空が広がっていた。



「美織、起きなさーい」
「んん…」
「美織!!」
「起きたー…」


ベッドから体を起こし背伸びをする伊藤美織。


「……なんか、変な夢見たなぁ…」


かぐや姫の生まれ変わり?
いや、でも違うよね…?
でも私の名前言ってた…。

「美織!早くしなさい!出かけるわよ!!」
「はーい」


美織はベッドからでて、着替え髪をとかし、ほんの少し化粧をして部屋を出た。
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